投稿日:2024年8月5日
※本コラムに掲載の内容は、投稿日時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や税率・手数料率改定、メーカーモデルチェンジなどにより現在の価格・内容と異なる場合がございますので予めご了承ください。現在の価格・内容に関してはスタッフにお尋ねください。
目次
海外旅行でクルマを運転するにはどうすればいいの?
2024年6月、国外運転免許証を取得してタイ・バンコクでレンタカーを借りて運転してみた!
海外旅行や海外出張でレンタカーを借りてクルマを運転したいと思ったことはありませんか?とくに夏季休暇や年末年始休暇、GW休暇などの長期休暇で海外旅行する際など、現地でレンタカーを借りてクルマを運転できれば旅行の幅や楽しみ方も広がるでしょう。そこで今回は、筆者が2024年6月、国外運転免許証を取得し、東南アジアの国タイでレンタカーを借りて運転した実体験をもとに、海外で運転する方法について紹介します。海外旅行や海外出張でレンタカーの利用を考えている方の参考になれば幸いです。
海外でクルマの運転する方法は主に3つ!
海外でクルマを運転するには、主に3つの方法があります。もっとも一般的なのは、国外運転免許証(国際免許証)を取得して運転する方法ですが、この方法はジュネーブ条約締約国に限られます。そのほか、「日本の運転免許証を渡航先の国の運転免許に切り替える方法」と、「渡航先の国で運転免許試験を受けて、その国で運転免許を取得する方法」があります。また、国によっては、日本の運転免許証でそのままクルマを運転できる国もあります。これらの方法については、渡航先によって異なり、手続きにも違いがありますので、詳しくは渡航予定の大使館等にてご確認ください。
①国外運転免許証を取得して運転する(ジュネーブ条約締約国に限る)
もっとも一般的なのが国外運転免許証(「国際運転免許証」とも呼ばれる)を取得し、渡航先の国でクルマを運転する方法です。この方法のメリットは、日本で運転免許を保有していれば、簡単な手続きのみで海外でも運転できることです。ただし、国外運転免許証でクルマを運転できるのは、ジュネーブ条約締約国に限られます。以下がジュネーブ条約締約国となっており、これらの国であれば日本で取得した国外運転免許証が有効です。ただし、情勢等によって変更される場合もありますので、詳しくは警視庁ホームページまたは各国大使館等にご確認ください。
ジュネーブ条約締約国および特別行政区等
■ジュネーブ条約締約国
アイスランド/アイルランド/アメリカ合衆国/アラブ首長国連邦/アルジェリア/アルゼンチン/アルバニア/イスラエル/イタリア/インド/ウガンダ/英国/エクアドル/エジプト/エストニア共和国/オーストラリア/オーストリア/オランダ/ガーナ/カナダ/カンボジア/キプロス/キューバ/ギリシャ/キルギス/グアテマラ(注2)/クロアチア/コートジボワール/コンゴ/コンゴ民主共和国/サンマリノ/シエラレオネ/ジャマイカ/ジョージア/シリア/シンガポール/ジンバブエ/スウェーデン/スペイン/スリランカ/スロバキア/スロベニア/セネガル/セルビア/タイ/大韓民国/チェコ共和国/中央アフリカ共和国/チュニジア/チリ/デンマーク/トーゴ/ドミニカ共和国/トリニダード・トバゴ/トルコ/ナイジェリア/ナミビア/ニジェール/日本/ニュージーランド/ノルウェー/ハイチ/バチカン/パプアニューギニア/パラグアイ/バルバドス/ハンガリー/バングラデシュ/フィジー/フィリピン/フィンランド/フランス/ブルガリア/ブルキナファソ/ブルネイ/ベナン/ベネズエラ/ペルー/ベルギー/ボツワナ/ポーランド/ポルトガル/マダガスカル/マラウイ/マリ/マルタ/マレーシア/南アフリカ/モナコ/モロッコ/モンテネグロ/ヨルダン/ラオス人民共和国/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルクセンブルク/ルーマニア/ルワンダ/レソト/レバノン/ロシア連邦
■特別行政区等
アメリカ合衆国の海外領土(グアム、プエルトリコ等)/アルバ/ガーンジー/キュラソー島/ケイマン諸島/ジブラルタル/ジャージー/シント・マールテン/フランスの海外領土(フランス領ポリネシア等)/香港/マカオ/マン島
※国際運転免許証での注意事項
ジュネーブ条約締約国のうち、ジュネーブ様式の国際運転免許証未発給国
アルジェリア/コンゴ民主共和国/フランス/モナコ/アルバニア/ジョージア/ブルガリア/モンテネグロ/キルギス/セルビア/ベルギー/ルワンダ/コートジボワール/ハイチ/ボツワナ/ロシア連邦
(注記1)ジュネーブ様式の国際運転免許証を発給していないため、日本国内では当該国の国際運転免許証で運転することができません(令和2年6月現在)。
(注記2)上記表のうち、フランス・ベルギー・モナコは当該国の運転免許証に日本語の翻訳文を添付することにより、日本国内において運転することができます。
(注記1)上記以外にもジュネーブ条約の適用を受ける国・地域がありますので、ご留意ください。
(注記2)グアテマラについてはジュネーブ条約締約国ですが、現在までジュネーブ様式の国際運転免許証の発給事実が確認できていませんので、詳細については大使館等でご確認ください。
※ジュネーブ条約締約国等一覧|警視庁(更新日:2023年4月14日)
アイスランド/アイルランド/アメリカ合衆国/アラブ首長国連邦/アルジェリア/アルゼンチン/アルバニア/イスラエル/イタリア/インド/ウガンダ/英国/エクアドル/エジプト/エストニア共和国/オーストラリア/オーストリア/オランダ/ガーナ/カナダ/カンボジア/キプロス/キューバ/ギリシャ/キルギス/グアテマラ(注2)/クロアチア/コートジボワール/コンゴ/コンゴ民主共和国/サンマリノ/シエラレオネ/ジャマイカ/ジョージア/シリア/シンガポール/ジンバブエ/スウェーデン/スペイン/スリランカ/スロバキア/スロベニア/セネガル/セルビア/タイ/大韓民国/チェコ共和国/中央アフリカ共和国/チュニジア/チリ/デンマーク/トーゴ/ドミニカ共和国/トリニダード・トバゴ/トルコ/ナイジェリア/ナミビア/ニジェール/日本/ニュージーランド/ノルウェー/ハイチ/バチカン/パプアニューギニア/パラグアイ/バルバドス/ハンガリー/バングラデシュ/フィジー/フィリピン/フィンランド/フランス/ブルガリア/ブルキナファソ/ブルネイ/ベナン/ベネズエラ/ペルー/ベルギー/ボツワナ/ポーランド/ポルトガル/マダガスカル/マラウイ/マリ/マルタ/マレーシア/南アフリカ/モナコ/モロッコ/モンテネグロ/ヨルダン/ラオス人民共和国/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルクセンブルク/ルーマニア/ルワンダ/レソト/レバノン/ロシア連邦
■特別行政区等
アメリカ合衆国の海外領土(グアム、プエルトリコ等)/アルバ/ガーンジー/キュラソー島/ケイマン諸島/ジブラルタル/ジャージー/シント・マールテン/フランスの海外領土(フランス領ポリネシア等)/香港/マカオ/マン島
※国際運転免許証での注意事項
ジュネーブ条約締約国のうち、ジュネーブ様式の国際運転免許証未発給国
アルジェリア/コンゴ民主共和国/フランス/モナコ/アルバニア/ジョージア/ブルガリア/モンテネグロ/キルギス/セルビア/ベルギー/ルワンダ/コートジボワール/ハイチ/ボツワナ/ロシア連邦
(注記1)ジュネーブ様式の国際運転免許証を発給していないため、日本国内では当該国の国際運転免許証で運転することができません(令和2年6月現在)。
(注記2)上記表のうち、フランス・ベルギー・モナコは当該国の運転免許証に日本語の翻訳文を添付することにより、日本国内において運転することができます。
(注記1)上記以外にもジュネーブ条約の適用を受ける国・地域がありますので、ご留意ください。
(注記2)グアテマラについてはジュネーブ条約締約国ですが、現在までジュネーブ様式の国際運転免許証の発給事実が確認できていませんので、詳細については大使館等でご確認ください。
※ジュネーブ条約締約国等一覧|警視庁(更新日:2023年4月14日)
②日本の運転免許証を、その国の運転免許証に切り替える
国によっては、日本の運転免許証を、その国の運転免許証に切り替えることができます。例えば今回筆者が訪れたタイでは、日本で発行された有効期限内の運転免許証を持っていれば、実技試験免除(一部の学科講習は必要)となり、タイの運転免許証に切り替えることが可能です。ただし、長期滞在査証を取得し(ノン・イミグラントビザまたはタイ国永住許可証取得者)、引き続き3ヶ月以上タイに滞在していることが条件 等があり、基本的に移住者や海外駐在員向けの方法とお考えください。
※タイ運転免許証の取得条件につきましては、タイ政府により予告なく変更される場合があります。最新の情報や詳細につきましては、必ずご自身でタイ国陸上運輸局までご確認ください。
※タイ運転免許証の取得条件につきましては、タイ政府により予告なく変更される場合があります。最新の情報や詳細につきましては、必ずご自身でタイ国陸上運輸局までご確認ください。
③外国で運転免許試験を受けて、その国の運転免許を取得する
②と同様に、その国の運転免許証を取得する方法で、その国で新規に運転免許を取得することでクルマを運転の運転ができます。こちらも移住や駐在等で海外に住まれている方向けとなります。運転免許証の取得方法は、その国によってさまざまですが、②と同様に移住や駐在等で海外に住まれている方向けとなります。
上記のほか、ハワイやサイパン、グアム、アメリカ・カリフォルニア州などは、日本の運転免許証が認められており、国外運転免許を取得しなくても運転できます。そのほか、ドイツやスイスなども日本の運転免許証と、ドイツ語やスイス語の認証翻訳を所持し、届け出を行うことで運転免許証の書き換えが可能で、国外運転免許を取得しなくてもクルマの運転ができます。ただし、これらについてもルールが変更になる場合があるので、必ず渡航前に各国大使館等にご確認ください。
上記のほか、ハワイやサイパン、グアム、アメリカ・カリフォルニア州などは、日本の運転免許証が認められており、国外運転免許を取得しなくても運転できます。そのほか、ドイツやスイスなども日本の運転免許証と、ドイツ語やスイス語の認証翻訳を所持し、届け出を行うことで運転免許証の書き換えが可能で、国外運転免許を取得しなくてもクルマの運転ができます。ただし、これらについてもルールが変更になる場合があるので、必ず渡航前に各国大使館等にご確認ください。
中国やベトナムなど、ジュネーブ条約に未加盟の国は要注意!
旅行や出張などで行く、多くの国はジュネーブ条約に加盟しているので、国外運転免許書を取得することでクルマを運転可能です。ただし、中国やベトナムなど、一部のジュネーブ条約に未加盟の国では、日本で発行された国外運転免許証では運転できないので注意が必要です。これらの国では、運転免許証の切り替え、または新規での運転免許取得などが必要になりますので、旅行などの短期滞在での運転は難しくなっています。
国外運転免許証の取得方法について
海外でクルマを運転する方法はいろいろありますが、短期滞在の旅行や出張の場合、日本で国外運転免許証を取得して運転するというのが一般的です。筆者も今回は、2024年6月に国外運転免許を取得し、タイでレンタカーを借りて運転しました。そこで、国外運転免許証の取得方法について紹介します。以下は、本人による申請方法で、親族等の代理人による申請の場合は少し内容が異なります。詳しくは、警視庁ホームページも参考にご確認ください。
※日本人が外国で車を運転するには|警視庁
※日本人が外国で車を運転するには|警視庁
国外運転免許証とは
国外運転免許証とは、日本国内で有効な運転免許証を所持し、ジュネーブ条約に加盟している国においてクルマの運転を許可するものです。また、国外運転免許証のことを『国際運転免許証』と呼ぶこともありますが、日本国内においては『国外運転免許証』という呼称が正式です。国際運転免許証という呼称は、外国の行政機関が発給したものとして区別しています。簡単にまとめると、『国外運転免許証は国際運転免許証の一種』で、『日本の公安委員会が発給したものを国外運転免許証と呼んでいる』と覚えておきましょう。本記事では、国外運転免許証という名称で統一しています。
また、国外運転免許証で運転できる国は、ジュネーブ条約締約国等となります。渡航先では、一般的に国外運転免許証のみで運転できますが、国によっては日本の運転免許証の提示を求められるケースもあるので、セットで持ち歩くようにしましょう。また、有効期限は発給日から1年間で、有効期間内であれば何度でも海外で使用できます。運転できるクルマは、日本できる車両となりますが、詳しくは渡航先の交通法規に従ってください。
更新制度はないため、有効期限の1年が経過して、海外で運転する場合は再取得が必要になります。また、有効期限が過ぎた場合は、運転免許試験場、運転免許更新センターまたは最寄りの警察署に返納する義務があります。返納は郵送でも可能です。そのほか、国外運転免許証は、日本以外の国で運転するための免許証になりますので、この免許証で日本国内を運転することはできません。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
また、国外運転免許証で運転できる国は、ジュネーブ条約締約国等となります。渡航先では、一般的に国外運転免許証のみで運転できますが、国によっては日本の運転免許証の提示を求められるケースもあるので、セットで持ち歩くようにしましょう。また、有効期限は発給日から1年間で、有効期間内であれば何度でも海外で使用できます。運転できるクルマは、日本できる車両となりますが、詳しくは渡航先の交通法規に従ってください。
更新制度はないため、有効期限の1年が経過して、海外で運転する場合は再取得が必要になります。また、有効期限が過ぎた場合は、運転免許試験場、運転免許更新センターまたは最寄りの警察署に返納する義務があります。返納は郵送でも可能です。そのほか、国外運転免許証は、日本以外の国で運転するための免許証になりますので、この免許証で日本国内を運転することはできません。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
国外運転免許の申請場所
東京で国外運転免許証を取得する場合、以下の場所で申請可能です。また、国内の運転免許証を失効すると、国外運転免許証の効力も失うので、申請時には国内運転免許証の有効期限もご確認ください。また、以下は東京都内に住所のある方のみとなりますので、住所がほかの都道府県の場合は、各都道府県の運転免許試験場等にご確認ください。
●東京で国外運転免許証が申請できる場所と受付時間について
【運転免許試験場】
・府中運転免許試験場
・鮫洲運転免許試験場
・江東運転免許試験場
平日 午前8時30分から午後4時30分まで
日曜 午前8時30分から午後4時30分まで(午前11時30分から午後1時00分までを除く。)
土曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
【運転免許更新センター】
・神田運転免許更新センター
・新宿運転免許更新センター
平日 午前8時30分から午後4時30分まで
土曜、日曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
【指定警察署】
・世田谷警察署
・板橋警察署
・立川警察署
平日 午前8時30分から午後4時30分まで(午前11時30分から午後1時00分までを除く。)
土曜、日曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
●東京で国外運転免許証が申請できる場所と受付時間について
【運転免許試験場】
・府中運転免許試験場
・鮫洲運転免許試験場
・江東運転免許試験場
平日 午前8時30分から午後4時30分まで
日曜 午前8時30分から午後4時30分まで(午前11時30分から午後1時00分までを除く。)
土曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
【運転免許更新センター】
・神田運転免許更新センター
・新宿運転免許更新センター
平日 午前8時30分から午後4時30分まで
土曜、日曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
【指定警察署】
・世田谷警察署
・板橋警察署
・立川警察署
平日 午前8時30分から午後4時30分まで(午前11時30分から午後1時00分までを除く。)
土曜、日曜、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)はお休みです。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
国外運転免許の申請に必要な書類と手数料
国外運転免許証の申請には、以下の書類が必要になります。また、申請にかかる手数料は2,350円になります。
・運転免許証
・写真1枚(縦4.5センチメートル×横3.5センチメートル、無帽、正面、顔中心、無背景、申請前6か月以内に撮影したもの。パスポート用のものと同じサイズです)
・古い国外運転免許証(お持ちの場合のみ)
・パスポート(原本)
・申請手数料(2,350円)
パスポートの原本がない場合は、渡航を証明する書類(海外赴任証明書/留学証明書、Eチケット(控)の印字、ホテル等の予約表、パスポート引換証、VISA申請中の書類、ESTA申請画面の印字)の提出が必要になります。※渡航を証明する書類にあたっては印刷し、書面での提出をお願いします。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
・運転免許証
・写真1枚(縦4.5センチメートル×横3.5センチメートル、無帽、正面、顔中心、無背景、申請前6か月以内に撮影したもの。パスポート用のものと同じサイズです)
・古い国外運転免許証(お持ちの場合のみ)
・パスポート(原本)
・申請手数料(2,350円)
パスポートの原本がない場合は、渡航を証明する書類(海外赴任証明書/留学証明書、Eチケット(控)の印字、ホテル等の予約表、パスポート引換証、VISA申請中の書類、ESTA申請画面の印字)の提出が必要になります。※渡航を証明する書類にあたっては印刷し、書面での提出をお願いします。
※掲載されている情報は記事作成時点のものです。必ず事前にお調べください。
【実録】国外運転免許証の申請から交付までの流れ
今回は、筆者が2024年6月に国外運転免許証を取得した流れについて紹介します。筆者は、東京都世田谷区に住んでおり、一番近い世田谷警察署で国外運転免許証を申請し、取得しました。まず、運転免許証と証明写真1枚、パスポート(原本)、申請手数料の2350円を用意し、世田谷警察署に向かいました。世田谷警察署の裏手にある運転免許更新所に行き、必要事項を端末で入力し、申請→申請手数料の支払いを済ませ、30分程度で国外運転免許証を当日取得できました。
時間については、窓口の混雑状況によっても異なりますが、申請当日に国外運転免許証を取得可能です。ただし、申請する場所、また混雑状況によっても変わってくるため、渡航予定日から余裕を持ったスケジュールで申請するようにしましょう。
時間については、窓口の混雑状況によっても異なりますが、申請当日に国外運転免許証を取得可能です。ただし、申請する場所、また混雑状況によっても変わってくるため、渡航予定日から余裕を持ったスケジュールで申請するようにしましょう。
海外でレンタカーを借りてみよう!
国外運転免許証を取得すれば、いよいよ渡航先での運転です。そこで必要になるのがクルマです。現地でクルマを運転する場合、旅行や出張であれば、一般的にレンタカーの利用が多いはずです。そこで、こちらでは海外でレンタカーを借りる方法について紹介します。
①空港や街中のレンタカー屋で、クルマを当日借りる
もっとも一般的な方法が空港や街中のレンタカー屋でクルマを借りる方法です。大きな国際空港であれば、入国ゲートの先にレンタカー会社のカウンターが並んでいるはずです。そこで当日、予約なしでレンタカーを借りられる場合もあります。また、街中レンタカー屋やホテル、旅行会社などでレンタカーを手配してもらえる場合もあります。ただし、繁忙期などはレンタカーが出払っていて、希望のレンタカーが借りられない場合もあるので注意が必要です。
②事前に予約して、空港や街中のレンタカー屋でクルマを借りる
インターネット等を利用すれば、国内から海外のレンタカーを簡単に手配可能です。レンタカー会社のサイトや旅行予約サイトなどでもレンタカー予約が可能です。事前に予約しておくことで、スムーズにレンタカーを借りることができます。
当日のレンタルは、時間がかかったり、クルマがない場合もあったりするので、事前の予約がおすすめです。また、国にもよりますが、英語圏以外の国では、街中のレンタカー屋で現地語のみ対応の場合もあるので、英語の通じる空港、または日本語の通じる日系レンタカー会社/旅行会社の利用がおすすめです。
ちなみに筆者は、旅行会社の予約サイトからレンタカーを予約しました。タイのスワンナプーム国際空港着だったので、空港内にあるレンタカー会社にて、『トヨタ・カローラAltisまたは同等車種』を事前に予約しておきました。レンタカー会社の受付も入国してすぐに場所にあり、すべて英語対応だったので簡単にクルマをレンタルすることができました。また、当日必要な書類は以下のとおりでした。
・予約確認書(メールで送付されたもの)
・パスポート(原本)
・日本の運転免許証
・国外運転免許証
・クレジットカード(デポジット支払い用)
当日、レンタカーの受付に到着すると、まず上記書類を提出し、予約の確認等を行います。その際にデポジット(保証金)をクレジットカードで支払いました。デポジット(保証金)については、車両返却後、問題がなければ30~60日で返金されるとのことでした。※2024年6月時点の情報となります。必要書類やデポジット(保証金)の金額、また保証内容などについては、レンタカー会社によっても異なるので、予約する場合は事前に必ず確認してください。また、予約なしで当日レンタルする場合は、その場で詳しく確認しましょう。そのほか、もし同行者も運転するのであれば、同行者もドライバーとしてパスポートや運転免許証の提出が必要になります。申請したドライバー以外が運転し、事故等を起こした場合は、日本でも同様ですが、補償等が利かないので気をつけましょう。
その後、日本のレンタカーと同様、車両のキズや凹み、そのほかライトやウインカーの動作、走行距離などを確認。海外レンタカーに限らずですが、このときに写真や動画を撮影しておくと、返却時のトラブル防止につながります。また、給油口の場所やガソリンの種類、そのほかレンタカーの返却場所や方法、運転の注意事項なども事細かく確認しましょう。海外では、どのようなトラブルに巻き込まれるかわからないので、日本国内でレンタカーを借りるとき以上に慎重に確認すべきです。また、英語が苦手な場合でも、例えば翻訳アプリを使用したり、ビデオやボイスレコーダーで記録を残したりすることも大切です。
レンタカーの確認が終わり、車両を受け取ったらいよいよ海外でのドライブがスタートです。海外は交通ルールなどが日本と異なるので、事前にしっかりと学習し、日本国内以上に注意して運転しましょう。ちなみにカーナビがない場合は、海外でも利用できるGoogleマップなどが便利です。今回のタイでもGoogleマップを利用してドライブしました。
当日のレンタルは、時間がかかったり、クルマがない場合もあったりするので、事前の予約がおすすめです。また、国にもよりますが、英語圏以外の国では、街中のレンタカー屋で現地語のみ対応の場合もあるので、英語の通じる空港、または日本語の通じる日系レンタカー会社/旅行会社の利用がおすすめです。
ちなみに筆者は、旅行会社の予約サイトからレンタカーを予約しました。タイのスワンナプーム国際空港着だったので、空港内にあるレンタカー会社にて、『トヨタ・カローラAltisまたは同等車種』を事前に予約しておきました。レンタカー会社の受付も入国してすぐに場所にあり、すべて英語対応だったので簡単にクルマをレンタルすることができました。また、当日必要な書類は以下のとおりでした。
・予約確認書(メールで送付されたもの)
・パスポート(原本)
・日本の運転免許証
・国外運転免許証
・クレジットカード(デポジット支払い用)
当日、レンタカーの受付に到着すると、まず上記書類を提出し、予約の確認等を行います。その際にデポジット(保証金)をクレジットカードで支払いました。デポジット(保証金)については、車両返却後、問題がなければ30~60日で返金されるとのことでした。※2024年6月時点の情報となります。必要書類やデポジット(保証金)の金額、また保証内容などについては、レンタカー会社によっても異なるので、予約する場合は事前に必ず確認してください。また、予約なしで当日レンタルする場合は、その場で詳しく確認しましょう。そのほか、もし同行者も運転するのであれば、同行者もドライバーとしてパスポートや運転免許証の提出が必要になります。申請したドライバー以外が運転し、事故等を起こした場合は、日本でも同様ですが、補償等が利かないので気をつけましょう。
その後、日本のレンタカーと同様、車両のキズや凹み、そのほかライトやウインカーの動作、走行距離などを確認。海外レンタカーに限らずですが、このときに写真や動画を撮影しておくと、返却時のトラブル防止につながります。また、給油口の場所やガソリンの種類、そのほかレンタカーの返却場所や方法、運転の注意事項なども事細かく確認しましょう。海外では、どのようなトラブルに巻き込まれるかわからないので、日本国内でレンタカーを借りるとき以上に慎重に確認すべきです。また、英語が苦手な場合でも、例えば翻訳アプリを使用したり、ビデオやボイスレコーダーで記録を残したりすることも大切です。
レンタカーの確認が終わり、車両を受け取ったらいよいよ海外でのドライブがスタートです。海外は交通ルールなどが日本と異なるので、事前にしっかりと学習し、日本国内以上に注意して運転しましょう。ちなみにカーナビがない場合は、海外でも利用できるGoogleマップなどが便利です。今回のタイでもGoogleマップを利用してドライブしました。
海外でレンタカーを返却する方法について
レンタカーの返却については、基本的には日本と同様で、レンタカー屋や指定の場所にクルマを止め、車両の確認を行い、返却となります。返却の際は、ボディのキズや凹み、そのほか忘れ物などの確認を行います。この際、しっかりと借りたときのキズや凹みを思い出し、もともとあったものであればハッキリと伝えます。海外では、英語や現地語のやり取りになるため、キズや凹みによる追加請求といったトラブルが多く、ハッキリと伝えることが大切です。その際にも困ったら翻訳アプリなどを駆使しましょう。
タイ・バンコク周辺での運転について
タイは、日本と同様にクルマは左側通行で、右ハンドルが一般的なので、運転自体は日本に近いものとなっています。また、レンタルしたクルマも今回はカローラAltisというトヨタの車種で、運転に困ることはありませんでした。
ただし、タイの首都バンコクは渋滞がひどく、日本人の感覚からすると運転マナーも少し荒いので注意が必要です。車間距離も近く、割り込みも日常的ですし、バイクも非常に多いので、慣れていないと驚くことも多いと思います。そのため、運転に自信がなかったり、タイの交通事情にあまり詳しくなかったりする場合は、バンコク市内での運転は避けたほうが無難です。
また、法定速度についても一般道路は80km/h未満、また場所によっては90km/h未満や50km/h未満、また高速道路も120km/h未満が基本ですが、80km/hや90km/hと場所にとって異なります。日本と同様に速度標識があるので、必ず確認して運転しましょう。日本同様に速度超過による取り締まり、またオービスのような自動速度取締機があるという話です。
あと、タイの高速道路では、日本のETCのような『Easy Pass』という自動料金徴収システムが採用されています。ただし、レンタカーの場合は、『Easy Pass』に対応していない場合も多いので、基本的には現金で高速道路料金を支払います。そのため、もし高速道路を利用する場合は、料金所のレーンに注意し、予め現金を用意しておくとスムーズです。
今回は、バンコク市街のほか、近隣エリアにもクルマでドライブに出かけましたが、バンコク中心部以外は交通量が少ない場所も多く、比較的運転しやすくなります。そのため、例えばバンコク市内は電車やタクシーで移動、郊外の観光地、またゴルフ場などに行くときにレンタカーを利用するといった使い方が最初はよいかと思います。海外で運転に慣れれば、今までとは違った旅が楽しめますよ!
ただし、タイの首都バンコクは渋滞がひどく、日本人の感覚からすると運転マナーも少し荒いので注意が必要です。車間距離も近く、割り込みも日常的ですし、バイクも非常に多いので、慣れていないと驚くことも多いと思います。そのため、運転に自信がなかったり、タイの交通事情にあまり詳しくなかったりする場合は、バンコク市内での運転は避けたほうが無難です。
また、法定速度についても一般道路は80km/h未満、また場所によっては90km/h未満や50km/h未満、また高速道路も120km/h未満が基本ですが、80km/hや90km/hと場所にとって異なります。日本と同様に速度標識があるので、必ず確認して運転しましょう。日本同様に速度超過による取り締まり、またオービスのような自動速度取締機があるという話です。
あと、タイの高速道路では、日本のETCのような『Easy Pass』という自動料金徴収システムが採用されています。ただし、レンタカーの場合は、『Easy Pass』に対応していない場合も多いので、基本的には現金で高速道路料金を支払います。そのため、もし高速道路を利用する場合は、料金所のレーンに注意し、予め現金を用意しておくとスムーズです。
今回は、バンコク市街のほか、近隣エリアにもクルマでドライブに出かけましたが、バンコク中心部以外は交通量が少ない場所も多く、比較的運転しやすくなります。そのため、例えばバンコク市内は電車やタクシーで移動、郊外の観光地、またゴルフ場などに行くときにレンタカーを利用するといった使い方が最初はよいかと思います。海外で運転に慣れれば、今までとは違った旅が楽しめますよ!
クルマのことならトヨタモビリティ東京へ
「トヨタモビリティ東京」では、個人のお客様はもちろん、法人様・個人事業主様にも最適な車種やグレードを豊富に取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
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著者プロフィール
編集者・ライター:三木宏章(合同会社コンテンツライト)
クルマ好きが高じて、月刊自動車雑誌『オプション』『オプション2』などの編集者としてキャリアをスタートし、そのほかパソコン・ガジェットを中心とした雑誌などの編集を担当。その後、1年半に渡ってバックパッカーをしながら17カ国を渡り歩き、帰国後はWEBコンサルティング会社でコンテンツ企画・制作・運用などを担当。その傍ら、コピーライターとしてブランディング事業などにも携わる。現在は編集プロダクション『合同会社コンテンツライト』を設立し、自動車業界を中心に“ものづくり”に関わる多数の企業をはじめ、WEBや雑誌などのメディアで執筆やコンテンツ支援を担当。
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