投稿日:2023年2月6日
※本コラムに掲載の内容は、投稿日時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や税率・手数料率改定、メーカーモデルチェンジなどにより現在の価格・内容と異なる場合がございますので予めご了承ください。現在の価格・内容に関してはスタッフにお尋ねください。
目次
5代目プリウスのコンセプトは『Hybrid Reborn』
7年ぶりのフルモデルチェンジで何が変わった?
新旧『プリウス』徹底比較
※写真左:新型プリウス(2023年1月~) 写真右:先代プリウス
1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生し、圧倒的な低燃費性能を備えたエコカーとして時代をリードしてきたトヨタ『プリウス』。現在では、ハイブリッドカーは当たり前になっていますが、そんなエコカーの時代を創り、牽引してきた日本を代表するクルマが『プリウス』です。
そして、エコカーの代名詞『プリウス』の新型が2022年11年16日のワールドプレミアで発表され、2023年1月10日に発売になりました。そのスポーティなスタイリングに驚いた方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、先代モデルにあたる4代目プリウス(2015年~)と、発売されたばかりの5代目プリウス(2023年~)の違いを徹底比較してみます!
そして、エコカーの代名詞『プリウス』の新型が2022年11年16日のワールドプレミアで発表され、2023年1月10日に発売になりました。そのスポーティなスタイリングに驚いた方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、先代モデルにあたる4代目プリウス(2015年~)と、発売されたばかりの5代目プリウス(2023年~)の違いを徹底比較してみます!
【この記事の注目ポイント!】
・なぜ『プリウス』がこんなに注目されるのか?その歴史を紐解く
・5代目プリウスのコンセプトは『Hybrid Reborn』、その進化を知る
・よりシャープに、スポーティになった新型プリウスの外観を徹底比較
・4代目プリウスと5代目プリウスのサイズやパワートレーン、燃費性能を徹底比較
プリウスってどんなクルマ?
※写真左:新型プリウス(2023年1月~) 写真右:先代プリウス
最初に『プリウス』とは、どんなクルマなのかについて説明します。プリウスの開発は、「21世紀のクルマをつくる」「トヨタのクルマづくりを変える」という2つのミッションのもと、当時のクルマ社会が抱える多くの課題から「環境」と「資源」という2つのテーマを解決するためにスタートしました。そして1997年10月に「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーとともに世界初の量産型ハイブリッド乗用車としてデビュー。今ではコンパクトカーからミニバン、セダン、SUVまでハイブリッドカーは当たり前になっていますが、その元祖が『プリウス』です!
1997年に初代プリウスがデビューし、2003年に2代目プリウス、2009年に3代目プリウス、2015年に4代目プリウスが発売。初代から2代目までは1.5Lエンジンとモーターの組み合わせでしたが、3代目からはエンジンを1.8Lに変更し、先代モデルにあたる4代目では電気式4輪駆動方式のE-Fourを追加。つねに時代の最先端をいくエコカーとして成熟を重ねてきました。
そんなプリウスの歴史については、以下の関連記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
1997年に初代プリウスがデビューし、2003年に2代目プリウス、2009年に3代目プリウス、2015年に4代目プリウスが発売。初代から2代目までは1.5Lエンジンとモーターの組み合わせでしたが、3代目からはエンジンを1.8Lに変更し、先代モデルにあたる4代目では電気式4輪駆動方式のE-Fourを追加。つねに時代の最先端をいくエコカーとして成熟を重ねてきました。
そんなプリウスの歴史については、以下の関連記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
新型プリウスの概要について
5代目となる新型プリウスは、2022年11月16日にワールドプレミアを実施し、2023年1月10日に発売しました。世界初の量産型ハイブリッドカーとして歴史を歩んできたプリウスですが、皆様もご存じのとおり、今では様々な車種にハイブリッド技術が搭載され、当たり前のものなっています。そんな中で、新型プリウスは『Hybrid Reborn』をコンセプトに、従来からの強みである高い環境性能に加え、『一目惚れするデザイン』と『虜にさせる走り』を兼ね備えたエモーショナルなクルマへと進化!新型プリウスを見て、まるでスポーツカーのようなデザインに驚いた人も多いのではないでしょうか?
一目惚れするデザイン
歴代プリウスと同様に塊感のある『モノフォルムシルエット』を継承しながら、より低重心かつスタイリッシュなプロポーションになった新型プリウス。シンプルでありながら抑揚のあるボディ構造は、長く愛されるための『感性に響くエモーション』と『普遍的な美しさ』を表現しています。
虜にさせる走り
パワートレーンは、1.8Lハイブリッドと、2.0Lハイブリッドの2種類を用意。ともに最新の『第5世代ハイブリッドシステム』を採用し、圧倒的な低燃費と、胸をすくような加速感やドライバーの思いどおりに反応するレスポンスを実現しています。
先進安全・運転支援システム
さらに新型プリウスでは、最新の予防安全パッケージ『トヨタセーフティセンス』を標準装備。従来の機能に加え、後続車の接近を知らせる『後方車両接近告知』、後方車両が急激に接近した場合に警察もしくはヘルプネットへの接続を提案する『周辺車両接近時サポート(録画機能・通報提案機能)』、停車中に後続車が追突する可能性を判断してブレーキを作動させる『セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)』などの機能をトヨタブランドとして初採用(*)しています。
*2023年1月現在。トヨタ自動車(株)調べ
そのほか、新型プリウスの詳しい情報については、以下のスペシャルコンテンツも併せてご確認ください。また、新型プリウス開発責任者の大矢賢樹さんへのインタビュー動画もぜひご覧ください!
【新型プリウス開発責任者に直撃インタビュー】
新旧プリウスのデザインを比較
※写真左:新型プリウス(2023年1月~) 写真右:先代プリウス
プリウスの歴史や新型プリウスの概要をおさらいしたところで、本題の新旧プリウス比較に入ります!まずはデザインから見ていきましょう!
■フロント
5代目プリウス
4代目プリウス
新型プリウスで特徴的なのがハンマーヘッドをモチーフにしたフロントフェイスです。コの字型のデザインを採用したデイタイムランニングランプとターンランプは、先進的なスタイルに寄与しています。4代目プリウスもシャープなフロントフェイスですが、新型プリウスはBi-Beam LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイライトと、フルLED化により、さらに未来的なフロントフェイスになっていますね!
■リヤ
5代目プリウス
4代目プリウス
リヤコンビネーションランプも新型プリウスでは、横一線に伸びたシャープなデザインになっています。また、歴代プリウスの特徴だったテールゲート部のサブウインドウも新型プリウスではなくなっています。
■サイド
5代目プリウス
4代目プリウス
新型プリウスは、フロントウインドウの角度を寝かせて、よりスポーティなスタイリングに進化しました。サイドから見ると、フロントウインドウの角度が大きく異なり、これによって車高の低さが強調されています。また、ホイールベースも先代より50mm延長され、より伸びやかなプロポーションになっています。そのほか、ホイールも新型プリウスは、17インチもしくは19インチのホイール&タイヤが標準ですが、4代目は15インチもしくは17インチのホイール&タイヤを採用していました。ホイールの大径化も大きなポイントです。
新型プリウスで探してほしい『隠れPRIUSロゴ』
『一目惚れするデザイン』をテーマに、よりスポーティに進化した新型プリウス。そのこだわりを感じるのが『隠れPRIUSロゴ』です。例えば、リヤウインドウの電熱線(リヤデフォッガー)の一部、そのほかエンジンルームのカバーやフェンダー下部などに、さりげなく“PRIUSロゴ”が入っているんです!こういった細部へのこだわりに、長く愛されるクルマになってほしいという心意気を感じますね!ぜひ、展示車を見たり、試乗したりするときに『隠れPRIUSロゴ』を探してみてください。
新旧プリウスのボディサイズを比較
※写真左:新型プリウス(2023年1月~) 写真右:先代プリウス
次に4代目プリウスと5代目プリウスのボディサイズを比較してみましょう。新型プリウスは、先代モデルに比べて、若干ですが全長・全幅ともに大きくなっています。また、全高は低くなっているので、よりワイド&ローなスタイリングになっていることが数値からもわかります。
4代目プリウス | 5代目プリウス | |
全長 | 4,575mm | 4,600mm |
全幅 | 1,760mm | 1,780mm |
全高 | 1,470mm *1 | 1,420~1,430mm *3 |
ホイールベース | 2,700mm | 2,750mm |
フロントトレッド | 1,530mm | 1,560mm |
リヤトレッド | 1,540mm *1 | 1,570mm |
最低地上高 *2 | 130mm *1 | 145~150mm *4 |
最小回転半径 | 5.1m | 5.3~5.4m *5 |
*1 車高アップ対応を装着した場合、全高と最低地上高が25mm高くなり、トレッドが10mm短くなります。
*2 トヨタ自動車(株)測定値
*3 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、1,420mmとなります。
*4 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、145mmとなります 。
*5 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、5.3mとなります。
* ツーリングセレクションの諸元ではありません
*2 トヨタ自動車(株)測定値
*3 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、1,420mmとなります。
*4 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、145mmとなります 。
*5 195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、5.3mとなります。
* ツーリングセレクションの諸元ではありません
新旧プリウスの室内サイズやインテリアを比較
5代目プリウス
4代目プリウス
次に4代目プリウスと5代目プリウスの室内サイズやインテリアを比較していきます。まずは、室内の広さを比較します。新型プリウスは、ボディサイズが少し大きくなっているので、室内幅が広がっています。また、室内長や室内高は、4代目プリウスのほうが長くなっていますが、新型プリウスは後席の背もたれの角度を寝かすなど、窮屈さを感じないように工夫がなされています。
4代目プリウス | 5代目プリウス | |
室内長 | 2,110mm | 1,840mm |
室内幅 | 1,490mm | 1,500mm |
室内高 | 1,195mm | 1,130mm |
乗車定員 | 5人 | 5人 |
※トヨタ自動車測定値
■運転席まわり
5代目プリウス
4代目プリウス
4代目プリウスはセンターメーターを採用していましたが、新型プリウスは運転席前にトップマウントメーターを配置しています。薄型でスリムなトップマウントメーターには7インチのディスプレイが内蔵され、スマートながら視認性に優れています。そのほか、新型プリウスでは、U・X・Gグレードに標準装備される8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、Zグレードに標準装備される12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応) 、Zグレードのメーカーオプションである12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus と、3種類のディスプレイオーディオを用意しています。
■後席
5代目プリウス
4代目プリウス
4代目に比べて、新型プリウスは室内長が短く、室内高が低くなっていますが、そのぶん座席の背もたれを寝かせることで頭上のスペースも確保。後席も十分な広さを確保しています。
スマートさが増した新型プリウスのインテリア
スマートさが増した新型プリウスのインテリア
そのほかにも新型プリウスでは、シフトノブや走行系のスイッチをセンターコンソールに集約して、ドライバーが直感的に操作できるレイアウトになっています。オートエアコンのコントロールパネルも一体感のあるモダンなデザインを採用し、リヤドアハンドルにはトヨタ初となる『ドアオープンスイッチ(リヤドアハンドル)』を採用するなど、利便性とスマートさを追求。また、アクセルペダルには、スポーツカーで多く採用されているオルガンペダルを装備し、足裏全体でより繊細なアクセル操作を楽しめるように工夫がなされています。
センターコンソール
オートエアコン
ドアオープンスイッチ(リヤドアハンドル)
オルガンペダル
新旧プリウスのパワートレーンや燃費を比較
5代目プリウス
4代目プリウス
最後にプリウスのパワートレーンや燃費について比較してみましょう。4代目プリウスは、1.8Lエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせでしたが、新型では1.8Lハイブリッドと2.0Lハイブリッドの2種類をラインアップしています。4代目プリウス・5代目プリウスともに4WD[E-Four]の設定がありますが、以下は2WD車のデータになります。4WD車の数値は異なりますので、詳しくはトヨタモビリティ東京までお問い合わせください。
この数値を見ると、新型プリウスの2.0Lハイブリッド車は、大幅に動力性能が向上していることがわかります。システム最高出力は、従来型比1.6倍(*)となる144kW(196PS)を実現し、プリウスならではの高い環境性能と、胸をすくような加速感やドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良さで乗った人を『虜にさせる走り』を高次元で両立しています。
また、4代目と同じ1.8Lハイブリッド車もモーターの出力向上やバッテリーの容量アップにより、同じ排気量でもパワフルかつスムーズな走りをお楽しみいただけます。さらに4代目を凌ぐ、32.6km/Lという低燃費を達成している点にも注目です!
この数値を見ると、新型プリウスの2.0Lハイブリッド車は、大幅に動力性能が向上していることがわかります。システム最高出力は、従来型比1.6倍(*)となる144kW(196PS)を実現し、プリウスならではの高い環境性能と、胸をすくような加速感やドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良さで乗った人を『虜にさせる走り』を高次元で両立しています。
また、4代目と同じ1.8Lハイブリッド車もモーターの出力向上やバッテリーの容量アップにより、同じ排気量でもパワフルかつスムーズな走りをお楽しみいただけます。さらに4代目を凌ぐ、32.6km/Lという低燃費を達成している点にも注目です!
4代目プリウス | 5代目プリウス | ||
2.0Lハイブリッド車 | 1.8Lハイブリッド車 | ||
エンジン | |||
型式 | 2ZR-FXE | M20A-FXS | 2ZR-FXE |
排気量 | 1,797cc | 1,986cc | 1,797cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
最高出力<ネット> | 72kW(98PS)/5,200r.p.m. | 112kW(152PS)/6,000r.p.m. | 72kW(98PS)/5,200r.p.m. |
最大トルク<ネット> | 142 N・m(14.5kgf・m)/3,600r.p.m. | 188 N・m(19.2kgf・m)/4,400~5,200r.p.m. | 142 N・m(14.5kgf・m)/3,600r.p.m. |
燃料タンク容量 | 43L | ||
フロントモーター | |||
型式 | 1NM | 1VM | |
最高出力 | 53kW(72PS) | 83kW(113PS) | 70kW(95PS) |
最大トルク | 163N・m(16.6kgf・m) | 206N・m(21.0kgf・m) | 185N・m(18.9kgf・m) |
動力用主要電池 | |||
種類 | リチウムイオン電池 | ||
容量 | 3.6Ah | 4.08Ah | |
燃料消費率(国土交通省審査値) WLTCモード | |||
30.8km/L* | 28.6km/L | 32.6km/L | |
市街地モード | 28.2km/L* | 26.0km/L | 29.9km/L |
郊外モード | 33.2km/L* | 31.1km/L | 37.3km/L |
高速道路モード | 30.4km/L* | 28.2km/L | 31.2km/L |
*195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイールを装着した場合、各モード燃費はWLTC:31.5[29.2]km/L 、市街地:28.3[25.2]km/L 、郊外:35.5[32.3]km/L 、高速道路:30.7[29.3]km/L となります。
*ツーリングセレクションは記載の諸元より下がります。
*ツーリングセレクションは記載の諸元より下がります。
新型プリウスを買うならトヨタモビリティ東京へ
4代目から5代目となり、大胆に生まれ変わった新型プリウス。比較してみると、どのような点が変更されたのかわかりやすいですね!なお、新型プリウスの価格は、以下のようになっております。また、新サブスクリプションサービス『KINTO Unlimited』の受付も開始しております。そのほか、2023年3月頃にプラグインハイブリッド車(PHEV)の発売も予定しております。
グレード | パワートレーン | 駆動 | 車両本体価格 (消費税込み) |
X | 1.8Lハイブリッド | 2WD(FF) | 275万円 |
E-Four | 297万円 | ||
G | 2.0Lハイブリッド | 2WD(FF) | 320万円 |
E-Four | 342万円 | ||
Z | 2WD(FF) | 370万円 | |
E-Four | 392万円 |
*北海道・沖縄のみ価格が異なります。価格にはリサイクル料金は含まれません。
ご検討いただくグレードにより、お支払い方法・ご納車時期が異なる場合もございますので、まずはお気軽にトヨタモビリティ東京までご相談ください。トヨタモビリティ東京では、店頭でのご相談のほか、オンラインによるご相談も承っております。
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