中野区の中学校で「職業講話」を行いました
2021.11.15



11月13日、中野区立第二中学校にて、中学1年生を対象に「職業講話」を行いました。
2019年4月に中野区と締結した「包括連携協定」に基づき、中野区のご依頼により行ったものです。
講師は、中学校からの依頼に基づき、2004年・2005年の技能五輪全国大会に「自動車板金」種目の選手として出場、銅賞受賞(2005年)の経歴を持つ、トヨタ工業学園の遠藤さんに依頼しました。
職業講話は2部構成で行われました。
前半は自己紹介や勤務先の紹介、自身がトヨタ工業学園に入学するまでの道のりや、目標を達成するために心がけてきたことについて、お話をされました。その中でも「好きこそ物の上手なれ」好きだから頑張れるし諦めたくない、という自身の経験に基づいたお話に、中学生も興味津々の様子でした。

後半は、クルマのボディに使われている鉄板を用いた板金体験。
切ったり叩いたりして、四角い鉄板を半球状に加工します。
まず講師が見本を見せ、その後、代表生徒が実際に金属の板を切ってみます。
見本では簡単に切れたように見えた鉄板も、いざやってみると難しく、元技能五輪選手の技術の高さに驚いた様子でした。
その後、ハンマーで叩いて半球状にしていくのですが、代表生徒は見事にこなし、その出来栄えに講師が驚いたほどでした。


最後に、代表生徒から「好きなことを仕事にすることの意味を知りました」との感謝の言葉をいただき、職業講話は盛況のうちに終了しました。
中学生に「働く喜び」や「未来の夢」を伝えることができていたら嬉しいです。