出張授業「トヨタ未来スクール」を開始しました
2021.12.09

未来を担うこどもたちの可能性を育みたい。
そのような想いから、2010年より出張授業「トヨタ原体験プログラム」を全国で開始。
2021年春、SDGsや環境問題、社会貢献活動を学ぶ「トヨタ未来スクール」へと名称を変更し、新たにスタートしました。
授業のテーマは「クルマと環境」で、3つのパートで構成されており、今回は5年生を対象に授業を行いました。
また、コロナ禍における感染防止を最優先とするため、これまでは皆で囲みボードゲームで行った「カー&エコゲーム」は児童が一人ずつ参加できるよう、パソコンゲームに変更しました。
【PART1】クルマと自動車産業の基礎知識
クルマの製造工程やエコカーの種類など、クルマと環境の関わりを映像で学びます。

【PART2】カー&エコゲーム
ゲームを通して、お金を稼ぎながら環境を守っていくことの難しさ、自動車会社が環境を守るために行っていることを学びます。
児童一人ひとりが自動車会社の経営者となって、環境や経済に対する関心を高め、考えるキッカケを作ることを目的としています。


【PART3】ワークショップと学習のまとめ
ゲームでの疑似体験を自分の将来や生活との関わりの中で捉え直し、社会と自分の関わりを見つけるキッカケとします。

“自分に出来るSDGs”を考えてもらい、「発表出来る人はいますか?」と尋ねると、たくさんの児童が手を挙げてくれました。
発表内容もしっかりしており、感心しました。
授業を通じて、「環境と経済成長の両立」という視点を学んでもらえたのではないでしょうか。
これからもひとりでも多くの「未来のクルマファン」が増えるように、児童の皆さんの心に残るような授業にしていきたいと思います。
※写真は許可をいただいて掲載しています。写真の無断使用・転載はお断りします。
※参加するスタッフは2週間前からの検温や手指消毒など、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を実施しています。