



初代クラウンをもう⼀度⾛らせてみたい。
これは、トヨタ店創⽴70周年を記念した活動の⼀環として
初代クラウンをレストア(修復作業)によって甦らせた、東京トヨタの技術⼒による成果です。
レストアとは、職⼈たちの技術の継承だと考えます。
エンジンもかからず、⾧い間動かすことができずにいたクルマ。
部品の⼊⼿はもちろん、すり減った部品は元のカタチさえもわからない。
ずっとMade for JAPANを貫くクラウンのスピリットに出会うため、
錆を落とし、部品を磨き、塗装を施し、失われた部品があればネジ⼀本まで⾃作したのです。
初代クラウンをレストア(修復作業)によって甦らせた、東京トヨタの技術⼒による成果です。
レストアとは、職⼈たちの技術の継承だと考えます。
エンジンもかからず、⾧い間動かすことができずにいたクルマ。
部品の⼊⼿はもちろん、すり減った部品は元のカタチさえもわからない。
ずっとMade for JAPANを貫くクラウンのスピリットに出会うため、
錆を落とし、部品を磨き、塗装を施し、失われた部品があればネジ⼀本まで⾃作したのです。



レストア車両は当社元社員が所有していた往年の名車
約50年にわたり綺麗に乗っていましたが、車検切れから10年ほど保管、エンジンはかからずナンバープレートも当時のままでした。
引き渡しされた車両は、傷がつかないよう慎重に切り離し、状態をチェック。
初代クラウン復活への第一歩、すべてはここから始まりました。
引き渡しされた車両は、傷がつかないよう慎重に切り離し、状態をチェック。
初代クラウン復活への第一歩、すべてはここから始まりました。

腕⽊式⽅向指⽰器(アポロ式ウインカー)
センターピラーからオレンジの⽮先が⾶び出し、⾖球が点灯。当時は製造メーカーの名から、アポロ式とも呼ばれた。

地名表⽰がないナンバープレート
地名を省略されたナンバーは、昭和33年当時のもの。現在の地名が表記されたナンバーは昭和37年に施⾏された。
東京トヨタの技術力が、初代クラウンを甦らせました。
レストア作業は、大変な時間と労力を費やすことになりました。作業を進めるたびに、次から次へと増えていく修理箇所。部品の供給も無く、カタチのわからない部品や、錆びて原形も留めていない部品を、すべて自分達で製作しなくてはならない状況でした。しかし、フレームや鉄板に残された当時の職人による手仕事の跡に、技術屋の探究心が刺激され、メカニックの興味と情熱は尽きることはありませんでした。塗装では、ジャパンカラーセレクションパッケージのボディカラー12色の中から初代クラウンに合う翡翠(ヒスイ)を選択。最新の塗装をまとい落ち着いた輝きを放つ、初代クラウンがここに甦りました。
■作業開始⽇2015年8⽉19⽇(⽔)

ボルト1本まで点検&オーバーホール
パーツ別レストア作業















