聴覚障がいを持つ大学生のインターンシップを受け入れました
2020.08.31

「SOSハンドブック」制作の際にご協力頂いた手話の先生からご縁をいただき、
当社として初めて、聴覚障がいを持つ大学生のインターンシップを受け入れました。
聴覚障がいの方用の学部がある国立大学の学生さんで、
自動車業界への就職を希望しておられ、当社をお選びいただきました。
当社は日頃からMicrosoft Teamsを全社で活用していることから、
コミュニケーションはTeamsチャットで可能だろうと考え、
専用のノートパソコンを用意してお引き受けしたのですが、そこは今どきの若者。
キーボード入力よりスマホにフリック入力する方が俄然早く、
急遽スマホに音声アプリをダウンロードしてのコミュニケーションとなりました。
1日目は、同じ聴覚障がいを持つ社員と対談、
その後、福祉車両専門店である「ウェルキャブコーナー」に移動し、
福祉車両を体験したり、見積もりを作成して頂きました。
対応した社員自身も、ハンディキャップを持つ営業スタッフです。

2日目は本社で、当社HPのデザイン修正と、商品ページを作成して頂きました。

とても集中して手早く作業することができ、担当者も驚いていました。
お昼休みには、聴覚障がいを持つ社員と一緒に昼食を取りながら、手話での会話を楽しんでいました。
最終日、「とても楽しく仕事ができた」とのコメント。
「仕事って楽しい」と感じていただけたことで、ホッとしました。
これからも工夫を重ねながら、できる限り受け入れて行きたいと思います。