社員ドライバートーク Day2:ラリー用語 その1
2021.03.11
こんにちはGR tokyo Racingの長山です。
今回は先日話に出てきたラリー用語について話をしたいと思います。
まず、アルファベットで”TGRRC”って出てきました。
これはTOYOTA GAZOO Racing Rally challenge のイニシャルを取ったものです。
TGRは書くと長くなるのでよく略称します…
他にもWRCは(FIA)World Rally championshipですし、TGRWRT=TOYOTA GAZOO Racing World Rally TEAMという略もあります。
ちょこちょこ頭文字を取った用語が出てきますので要注意です!
次に”SS”です。これはスペシャルステージの略で速さを競う区間(以下コース)のことを言います。
SSと書いてあるところが早さを競う区間です。
昨年出場した”TGRRC 富士山すその”のコース全体図
ラリーチャレンジでは1日にだいたい6コース、SS1〜SS6まで移動して競技します。(結構疲れます。)
さらに、全日本ラリークラスになると競技日数が2日〜3日になるのでかなり大変です。
このほかにラリーには競技区間以外に”リエゾン区間”というものが存在します。
これはSSからSSまでの区間、つまり競技区間外(一般道)を走る区間です。
WRCなど海外で行うラリーではその国の交通規則に則って運転しなければならないので、ドライバーは勉強しなくてはなりません。
また、この区間は“ロードブック“と呼ばれるラリー専用の地図を頼りに目的地まで向かいます。
ロードブックの中はこんな感じの記号が…
この地図には”コマ図”というものが書かれています。
地図が苦手という方は見るだけで嫌になってしまうと思いますが、安心してください!最近ではナビゲーションを使うこともできますので易しくなってきてます。
この”コマ図”の説明すると長くなるので、説明はまた次の機会に!
ラリーでは街中をラリーカーが走りますので沿道に大勢の人が応援をしてくれ、目でも楽しむことができます。
このように人々の声援が間近で聞けるのもラリーの醍醐味ではないでしょうか!
街の人たちと一体となって競技する!これがラリーです!
皆様も一度間近でご覧になってはいかがでしょうか?
今日の解説はここまでです。
次回の社員ドライバートークをお楽しみに!
GR Garage東京各店舗ホームページは下記からご覧ください。