ハイブリッドカー・プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車の違いとは?

2017年、フランスやイギリスなどで「2040年までにガソリン車・ディーゼル車を販売禁止にする」という発表もあり、欧州を中心にガソリン車・ディーゼル車からハイブリッドカー(HV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)へシフトする動きが活発化しています。
トヨタモビリティ東京でもハイブリッドカーの代名詞「プリウス」をはじめ、EV走行距離68.2km※1&ハイブリッド燃費37.2km/L※2を達成したプラグインハイブリッドカー(PHV)「プリウスPHV」、水素と酸素で発電して走行する燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」など、環境にもお財布にもやさしいハイブリッドカー&次世代カーを取り揃えています。
今回は、ハイブリッドカー&次世代カー(プラグインハイブリッドカー、燃料電池自動車)を販売しているトヨタモビリティ東京が「ハイブリッドカーと次世代カーの違いって何?」「メリットとデメリットは?」「ハイブリッドカーと次世代カー、どちらを買えばいいの?」「次世代カーに適用されるCEV補助金って何?」といった疑問にお答えします! 東京でハイブリッドカーや次世代カーをお探しなら、お気軽にトヨタモビリティ東京にご相談ください。
※2 JC08モード(国土交通省審査値) ハイブリッド燃料消費率 メーカーオプションの215/45R17タイヤ&17×7Jアルミホイールを装着した場合、30.8km/L。
目次
ハイブリッドカーや次世代カーって何?

ハイブリッドカー(HV)


プラグインハイブリッドカー(PHV)

プラグインハイブリッドカー(PHV)は、普段は電気のみで「電気自動車(EV)」として走り、電池切れになったらガソリンでも走れるクルマです。電気自動車(EV)は、航続距離や充電設備、電池切れなどの問題もありますが、それらの問題を克服した次世代カーがプラグインハイブリッドカー(PHV)というわけです。
2017年2月にフルモデルチェンジを果たしたトヨタのプラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」は、弱点でもあったEV走行距離を68.2km、ハイブリッド燃費37.2km/Lに伸ばし、電気自動車(EV)としてもハイブリッドカー(HV)としても高い性能を発揮! 家庭用コンセントにも対応し、急速充電スタンドなら約20分で80%まで充電できるように進化しました。
電気自動車(EV)

燃料電池自動車(FCV)

燃料電池自動車(FCV)は、水素と酸素を化学反応させて電気をつくり出し、その電気で走るクルマです。ガソリンのかわりに「水素」を燃料として使用するので、地球温暖化を引き起こすCO2の排出量はゼロ、排出されるのは水だけという究極のエコカーです!
ちなみにトヨタモビリティ東京では、トヨタの燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を販売しています。MIRAI(ミライ)は、燃料電池技術にプリウスで培ったハイブリッド技術を融合し、1度の水素充填で約650kmもしくは約700km※1というロングドライブを実現! 電気の力で走るので静かで振動も少なく、さらに最高速度175km/hと高い走行性能も兼ね備えています。
燃料電池自動車(FCV)は、クルマに発電所を積んでいるイメージですね! 発電所を積んでいるというと怖いかもしれませんが、しっかりと安全性も確保されているのでご安心くださいね! ちなみに水素ステーションでの充填は3分程度なので、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)のように充電時間もかかりません。ガソリン車のように手軽に電気自動車に乗れるわけです。
ハイブリッドカーの種類について

シリーズ方式
シリーズ方式は、エンジンで発電した電気を使って走るハイブリッドカーです。走行するときは完全に電気自動車(EV)になり、エンジンは発電用として使用します。
メリットは、どこでも手に入るガソリンが燃料なので、電気自動車(EV)の弱点「充電切れによる走行不能状態」に陥ることが少ないことです。基本的に電気自動車(EV)と同じなので、バッテリー残量があればエンジンを切った状態でも走行できます。
デメリットは、ハイブリッドカーのように「エンジン+モーター」の両方を動力として利用することができないので、走行性能はモーターに依存します。また、当たり前ですがガソリンを使うので排気ガスも出ます。電気自動車(EV)と比べると、エンジンやガソリンタンクを積む必要があるので車両重量が重くなったり、車内空間が狭くなったりすることも弊害と言えるでしょう。
パラレル方式(マイルドハイブリッド)
パラレル方式は、ガソリンエンジンの補助としてモーターを使用するハイブリッドカーです。走行時はエンジンがメインで、坂道や追い越しなどパワーが必要なときにモーターがアシストします。最近ではパラレル方式のハイブリッドシステムを「マイルドハイブリッド」と呼ぶこともあります。
メリットは、ガソリンエンジン車をベースにハイブリッド化できるので、比較的低価格でハイブリッドカーを作れることです。また、ガソリンエンジンのみに比べると、低回転域でモーターのアシストを受けられるのでパワフルな走りと低燃費を両立できます。
デメリットは、モーターが発電機を兼ねているので、モーター駆動と充電を同時に行えないことです。例えば走行中にバッテリーを充電し、同時にモーターで走行をアシストするといったことができません。また、ハイブリッドカーは、低速走行時などはモーターのみで走行するイメージがありますが、パラレル方式はモーターのみで走行できません。あくまでモーターは補助で、エンジンで走ることを前提にしています。
シリーズ・パラレル方式
シリーズ・パラレル方式は、名前のとおりシリーズ方式とパラレル方式のいいとこ取りのハイブリッドシステムで、トヨタ・プリウスが採用している方式です。「スプリットハイブリッド」「ストロングハイブリッド」とも呼ばれ、エンジンとモーターの切り替えなどの自由度が高いことが特徴です。
パラレル方式との大きな違いは、充電と駆動を同時に行えることと、バッテリーの充電があればエンジンを止めて電気自動車(EV)としても走行できることです。「エンジンの力のみで走行する」「エンジンとモーターの力をあわせて走行する」「モーターの力のみで走行する」のように走行シーンによって最適な制御ができるので、燃費や走行性能に優れています。
デメリットは、自由度が高いぶん制御が難しいことです。トヨタは独自の技術でシリーズ・パラレル方式のハイブリッドカーを実現。1997年に世界初の量産型ハイブリッドカー「プリウス」を生み出し、現在ではセダンやワンボックス、RV、トラックなどあらゆるタイプのクルマにシリーズ・パラレル方式のハイブリッド技術を投入しています。
ハイブリッド・プラグインハイブリッド・燃料電池自動車を比較

ハイブリッドカーの「プリウス」は、優れた燃費性能と200万円台から購入できるプライスが魅力でしょう。一方でプラグインハイブリッドの「プリウスPHV」は、電気自動車(EV)走行が長いのでガソリン消費量が抑えられ、ランニングコストを安くできることが特徴。燃料電池自動車の「MIRAI(ミライ)」は、CO2排出量ゼロで環境にやさしく、プリウスPHVに比べて圧倒的に長い650kmもしくは700kmというEV走行距離が魅力です。
それぞれメリット&デメリットがありますが、一番気になるのが車両価格ではないでしょうか? 一番低価格なプリウスで242万円、高価格なMIRAI(ミライ)で723万円と大きな開きがあるので、同じエコカーと言っても比較しにくいですよね。
しかし、プラグインハイブリッドや燃料電池自動車のような次世代カーは、環境に配慮したクルマということで各種補助金を受けることができます。それら各種補助金やランニングコストを考慮すると、使い方次第でプラグインハイブリッドカーや燃料電池自動車がお得なケースも!? 詳しくは次項、「クリーンエネルギー自動車(CEV)って何?」をご覧ください!
クリーンエネルギー自動車(CEV)って何?

ハイブリッドカーの場合

プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車の場合

補助金についてのご相談はトヨタモビリティ東京へ
東京でハイブリッドカー・次世代カーを買うならトヨタモビリティ東京へ
トヨタモビリティ東京は、2013年にハイブリッド車販売台数10万台を突破し、2014・2015・2016年の3年連続でハイブリッド車販売台数全国No.1※に輝きました。数多くのハイブリッドカー・プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車を扱ってきた実績と経験がありますので、クルマの購入やメンテナンス、修理まで安心しておまかせください!
また、トヨタモビリティ東京は定期点検や車検整備、修理など年間97万台の整備実績があります。定期点検は、熟練エンジニアが2人1組で実施し、スピーディかつ確実な作業をお約束します! 都内77店舗では、点検や修理のほか、板金修理も受け付けておりますので、様々なご相談にお応えできます。
トヨタだからできる安心のサポート体制

ガソリン車からハイブリッドカー・プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車に乗り換えるにあたり、「今までのクルマとは違うから……」と不安に感じるお客様もいらっしゃるはずです。トヨタなら新車購入時から3年または6万kmの一般保証に加え、エンジントラブルなどは5年または10万kmの特別保証をご用意。さらにメーカー保証を2年延長できるプランなどもありますので、安心してはじめてのハイブリッドカー・プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車にお乗りいただけます。
また、トヨタのディーラーは全国に約5,000店舗あり、そこでは5万人のスタッフが日々サービスに当たっています。旅行や出張の際にトラブルが発生しても、全国どこでもメンテナンスや修理を受けられる体制が整っています。もちろん充電設備を設置している店舗も数多くありますので、急な充電切れの際にも安心です。
東京でハイブリッドカー・プラグインハイブリッドカー・燃料電池自動車をお探しなら、ぜひトヨタモビリティ東京にご相談ください。皆様のカーライフに最適な1台をご提案します!
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