MENU
※本コラムに掲載の内容は、投稿日時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や税率・手数料率改定、メーカーモデルチェンジなどにより現在の価格・内容と異なる場合がございますので予めご了承ください。現在の価格・内容に関してはスタッフにお尋ねください。
安全安心の運転アシスト機能を理解しよう! 操作方法を完全マスター【アルファード編】
最近話題になっている「自動ブレーキ」をはじめ、駐車・出庫時のステアリング操作をアシストする「インテリジェントパーキングアシスト2」、死角をなくして周囲の安全確認に役立つ「パノラミックビューモニター」「リヤクロストラフィックアラート〈RCTA〉」、自動運転を実現する「レーントレーシングアシスト〈LTA〉」「レーダークルーズコントロール」など、トヨタ車には様々な運転アシスト機能が搭載されています。
これらの運転アシスト機能は、トヨタが目指している交通事故死死傷者ゼロ社会の達成、また政府が交通事故防止対策の一貫として普及啓発している「セーフティ・サポートカー(サポカー)」の推進を目的に対応車種を拡大しています。
しかし、クルマが高性能になっても活用しなければ意味がありませんよね? 実際にトヨタモビリティ東京でも「運転アシスト機能が多すぎて使い方がわからない」「設定方法がわからない」とご相談を受けることがあります。そこで今回は、2017年12月のマイナーチェンジで先進の安全装備「次世代型 Toyota Safety Sense」全車標準装備となったアルファードを使い、運転アシスト機能の中でも利用頻度の高い駐車時に役立つ安全装備の使い方・設定方法について詳しく解説します。
目次
新型アルファードを題材に運転アシスト機能を解説!
また、今回の車両は、標準装備の「DCM(専用通信機)」を介してトヨタスマートセンターと相互通信し、様々なサービスが利用できる「T-Connect(ティーコネクト)」を標準またはオプションで装備。グレードやオプションの有無により運転アシスト機能が異なりますので、詳しくはトヨタモビリティ東京までお気軽にお問い合わせください。
新型アルファードの主な標準装備一覧
車種・グレードなどによって装備・操作方法は異なります!
操作の基本!運転アシスト機能のオン・オフを確認&設定しよう
まず、ステアリング右側にある操作スイッチ上部「< >」マークのボタンでメニューを切り替えます。次に中央のボタンで画面の切り替え・カーソルを移動します。目的の操作メニューを見つけたら中央のボタンを押して決定。トップ画面に戻る場合は下段左のボタン、ひとつ前の画面に戻る場合は下段右のボタンを押します。
各機能の設定方法について詳しくは別項目でご紹介します。まず運転アシスト機能はマルチインフォメーションディスプレイで操作すると覚えておきましょう。基本的な操作方法の動画を用意してみましたので、ぜひあわせてご覧ください。
後退時に接近するクルマを検知「リヤクロストラフィックアラート[RCTA]」
■ソナーの検知範囲、作動速度には限界があります。必ず車両周辺の安全を確認しながら運転してください。
■道路状況、車両状態および天候状態等によっては作動しない場合もあります。また、衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合もあります。詳しくはトヨタモビリティ東京におたずねください。
駐車場からバックで出庫する際、クルマが急に現れてヒヤリとしたことはありませんか? そんなときに役立つ運転アシスト機能が「リヤクロストラフィックアラート[RCTA]」です。リヤクロストラフィックアラート[RCTA]は、自車の右後方または左後方から接近する車両を検知し、ドアミラーのインジゲーターとブザー、ナビ画面で警告してくれる機能で駐車場での事故防止に有効です。
作動条件は、リヤクロストラフィックアラート[RCTA]がオンの状態でシフトレバーを「R」に入れて、時速約8km/h以下で後退すると作動します。作動時は約8~28km/hで接近する後方車両を検知。ただし、真後ろから接近する車両や障害物などは検知できないのでご注意ください。
使い方は簡単です。まずはマルチインフォメーションディスプレイで「RCTA」がオンになっているか確認しましょう。オンになっていれば、後退時にクルマが接近すると以下の写真のようにナビ画面とミラーのインジケーター、さらにブザーで警告してくれます。
リヤクロストラフィックアラート[RCTA]の操作方法・作動イメージ動画
踏み間違い事故を予防「インテリジェントクライアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」
■踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ)は自動ブレーキまで働くシステムですが、必ず止まることを約束するものではありません。道路状況、車両状態および天候状態等によっては作動しない場合があります。また、衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合もあります。
■ソナーの感知範囲、作動速度には限界があります。必ず車両周辺の安全を確保しながら運転してください。
■巻き込み警報機能には限界があります。装置を過信せず、安全確認をお願いします。詳しくはトヨタモビリティ東京におたずねください。
ブレーキとアクセルの踏み間違い事故防止に役立つ機能が踏み間違い時サポートブレーキ「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」です。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)は、クリアランス&バックソナー、ドライブスタートコントロールなどの機能を複合的に活用し、前後の障害物を検知して衝突しないようにアクセル&ブレーキ操作をサポートする安全機能です。ブレーキとアクセルの踏み間違いによる衝突回避・被害軽減に効果的で、「セーフティ・サポートカー(サポカー)」対象車種では必須の装備になっています。
設定方法は、「リヤクロストラフィックアラート[RCTA]」と同様にマルチインフォメーションディスプレイから行います。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)の機能がオフになっていると、メーターパネルに「パーキングサポートブレーキ・オフ」の表示灯が点灯するので設定画面を見なくてもオン/オフの確認ができます。
作動状態では、以下のように障害物を検知してブザーとディスプレイで警告し、さらにアクセルを踏み込むと急発進・急加速しないようにアクセル開度を自動でコントロール、障害物との距離が近づき危険な状態になると自動ブレーキが作動します。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)については、以下のコラム記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
作動イメージ
ブザーとディスプレイで警告
表示とともに自動ブレーキが作動
踏み間違い時サポートブレーキ体験会を開催中!
踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ)に興味はあるけど、実際に乗ってみないと必要なのか判断できないという方もいらっしゃいますよね? しかし、通常の試乗コースで機能を体感することは難しいですし、危険が伴います。そこでトヨタモビリティ東京では、踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ)を安全に試せる体験会を開催しています。
体験会では、実際のソナーの位置を確認していただき、助手席で踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ)を体験できます。「障害物がある状態でアクセルを踏むと、どんなブザーとディスプレイで知らせてくれるの?」「本当に自動でブレーキが効くの?」「ぶつからずに止まるの?」「いつ自動ブレーキは解除されるの?」といった疑問も実車に乗れば一発で解消! トヨタモビリティ東京各店で体験会を承っておりますので、試乗のご予約時に「踏み間違い時サポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ)を体験したい!」とお伝えください。
※踏み間違い時サポートブレーキ体験会は、事前にご予約の上ご来店ください(一部店舗で開催できない場合がございます。
駐車が苦手な方でも安心「インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能+バックガイドモニター機能+音声案内機能付)」
■インテリジェントパーキングアシスト2とパノラミックビューモニターは同時装着できません
■状況に応じて使用できない場合があります。詳しくはトヨタモビリティ東京におたずねください。なお、安全確認およびブレーキ操作は運転する方が十分に行ってください。
バック駐車・縦列駐車が苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方にぴったりの運転アシスト機能が「インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能+バックガイドモニター機能+音声案内機能付)」です。インテリジェントパーキングアシスト2は、超音波センサーとカメラで駐車スペースを認識し、区画線を検知して適切な位置に誘導&ステアリング操作をアシストしてくれる便利機能! 通常の後退車庫入れ駐車のほか、縦列駐車、さらに縦列駐車からの出庫までスマートかつ安全に行うことができます。
使い方は、エンジンがかかっている状態でシフトレバーを「P」「R」以外に入れ、車速が約30km/h以下のときに「IPAスイッチ」を押すとアシストモードに切り替わります。シフトレバーが「P」以外のときは「前進誘導機能」→「縦列駐車機能」→「オフ」、シフレレバーが「P」のときは「縦列駐車機能」→「オフ」の順番に切り替わります。また、シフトリバース連動機能オン時は、シフトレバーを「R」にすると「バック駐車機能」に切り替わります。選択中の機能はマルチインフォメーションディスプレイで確認でき、表示内容に従って操作することで入出庫をアシスト!
都内は狭い駐車場も多く、縦列駐車をしなければいけないシーンもあります。そんなときに大活躍する運転アシスト機能がインテリジェントパーキングアシスト2です!
死角のない映像で周囲を確認「パノラミックビューモニター(シースルービュー機能付)」
■パノラミックビューモニターとインテリジェントパーキングアシスト2は同時装着できません。
■周囲の明るさ、移動物の速度によってお知らせできなかったり、お知らせが遅れたりする場合があります。また静止物はお知らせできません。
■カメラが映し出す範囲は限られており、実際より遠く見える場合があります。映像を過信せず、必ず車両周辺の安全を直接確認しながら運転してください。状況に応じて使用できない場合があります。詳しくはトヨタモビリティ東京におたずねください。
「クルマの前後に子供が隠れていた」「ピラーの影にクルマが隠れていた」「クルマの後ろに荷物を忘れていた」という経験はありませんか? クルマの周囲には死角があり、目視やバックミラーだけで確認できない場所があります。そんな死角をなくして駐車・出庫時の安全確認をアシストする機能が「パノラミックビューモニター(シースルービュー機能付)」です。パノラミックビューモニターは、クルマを上空から見下ろしたような映像をナビ画面にリアルタイム表示する機能で、目視・バックミラーで死角になる場所の安全確認ができるので予期せぬ障害物をいち早く見つけることができます。
自動ブレーキでぶつからないをサポート「自動ブレーキ:プリクラッシュセーフティシステム」
■道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態等によっては、作動しない場合があります。
■プリクラッシュセーフティはあくまで運転を支援する機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。詳しくはトヨタモビリティ東京におたずねください。
走行中の機能になりますが、ミリ波レーダーと単眼カメラにより先行車や歩行者、自転車運転者を検知する「自動ブレーキ:プリクラッシュセーフティシステム」も安全性を高めてくれる機能です。アルファードでは、昼夜の自動車・歩行者に加え、昼の自転車運転者の検知も可能になり、自動車・歩行者・自転車運転者との衝突を回避または軽減します。
プリクラッシュセーフティシステムのオン(作動)/オフ(非作動)の確認・変更は、マルチインフォメーションディスプレイで行います。プリクラッシュセーフティシステムをオフにすると、メーターの「PCS警告灯」が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「プリクラッシュセーフティがOffになりました」とメッセージが表示されます。
また、設定画面で衝突警報の作動タイミングを3段階で変更することもできます。初期設定は「中間」ですが、早めに警告をしてほしい場合は「早い(3つのメモリの色がすべて変わっている状態)」、遅くしたい場合は「遅い(3つのメモリのうち1つだけ色が変わっている状態)」に変更します。
お子様がドアを開けて飛び出すことを防ぐ「チャイルドプロテクター」
使い方は簡単! 後部座席のドア内側に写真のような小さなスイッチがあり、下側にスライドすると施錠できます。施錠しておけば、内側からドアの開閉ができなくなるので、お子様が誤って操作をしてドアが開いてしまうこともなく安心ですね! チャイルドプロテクターは、車種に関わらず備わっている機能ですので、お子様のいらっしゃるご家庭ではぜひご活用ください。
また、お子様が誤ってリヤガラスやリヤムーンルーフを開閉して手や顔を出したり、体を乗り出したりすると危険です。そこでチャイルドプロテクターとあわせてウインドウロックスイッチを利用するとよいでしょう。ウインドウロックスイッチは、読んで字のごとくドアガラスを開閉できなくするスイッチで、運転席のパワーウインドウ操作スイッチ部にあります。
そのほかにも安全機能がいっぱい!安全安心のトヨタクオリティ
トヨタモビリティ東京では、様々な運転アシスト機能を備えたクルマをご用意してお待ちしております。新車・中古車を購入予定で機能を試してみたいという方は、試乗車も多数ご用意していますのでお気軽にご相談ください。また、すでにトヨタ車に乗っていて、「運転アシスト機能の使い方がわからない」という方からのご相談も大歓迎です! トヨタ車を知り尽くしたスタッフが使い方や便利な活用法をお教えいたします!
<大切なお客様へ重要なお知らせ>
型式指定申請における調査結果について
①【トヨタ自動車ニュースリリース】型式指定申請における調査結果について(2024年7月31日現在ヤリスクロス出荷・販売停止)
②【トヨタイムズ】トヨタ自動車、型式指定申請における調査結果を公表
最新情報をいち早くGETしたい方は
こちらもチェック!
最新のお得な情報やお役立ち情報を配信中!
いち早く情報を受け取りたい方はメルマガ会員、
LINE登録やInstagramアカウントのフォローがおすすめです!